『飯を腹いっぱい喰いてぇ!』食にまつわる教訓が詰め込まれた昔ばなし「三合めし四合だご」 (1/4ページ)

Japaaan

『飯を腹いっぱい喰いてぇ!』食にまつわる教訓が詰め込まれた昔ばなし「三合めし四合だご」

皆さん、お米食べていますか?

最近はパン食の方も多いと聞きますが、やっぱり「日本人ならコメの飯」という方もまだまだ多いと思います。しかし、コメの飯がいくらでも当たり前に食べられるようになったのは、つい最近のこと。

今回はそんな、腹いっぱいのコメの飯を夢にまで見た、とある男の昔ばなしを紹介したいと思います。

働けど、働けど……いつも「ひだりぃ」男がおりまして。

昔むかし、日向国(ひゅうが/現:宮崎県)のとある村に、大喰らいの男が住んでおりました。男はいつも「ひだりぃ、ひだりぃ」と言っていたので、本名ではなく「ひだりぃどん」と呼ばれていました。

ちなみに「ひだりぃ」とは「ひもじい、ひだるい、空腹」という意味です。

このひだりぃどん、決して怠け者ではなく、いつもせっせと田を耕し、米作りに精を出してはいましたが、米はみんな年貢(税金)にとられ、百姓の手元に残るのは、腹持ちの悪い稗(ヒエ)や粟(アワ)などの雑穀ばかり。

ヒエやアワと言うと、あまり馴染みがないかも知れませんが、筆者の経験では小学校の頃、ニワトリのエサによくあげていました。やせた土地でも育つので助かりますが、米ほどたくさんは穫れませんし、肝心の味も米に比べて今一つ。

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