きっかけは小学校教師が貧しい子供たちの話をしたことだった。そこから飛行機内で広がるやさしさの連鎖(アメリカ) (3/5ページ)
「君の話を聞いて。つまり、何か素晴らしいことをしなさいってこと」
とだけ言うと、何事もなかったように自分の席に深々と腰掛けた。
こんなことが起こるなんて!
見知らぬ人の善意が身に染みて、キンバーさんは泣き出していた。その時点で正確な金額はわからなかったが、彼が彼女に手渡したのは数枚の100ドル札だった。
彼女はその男性に「ありがとうございます!このお金で生徒の本を買って、貧しい地域に還元します!」と泣きながら感謝した。
・着陸後も善意の寄付金が次々と!
しかもこの話にはまだ続きがある。
飛行機が着陸してキンバーさんが立ち上がると、通路を挟んだ隣の男性が彼女に、たいしたお金持ってないけど…、と20ドルを渡してきた。
それだけでもう胸がいっぱいだったキンバーさん。だが今度は前の席に座っていた男性が彼女に振り向くと、今持ってる現金これだけだった、と10ドルを渡してきたのだ。
「もう機内で号泣してました。そして善意の4人全員に、子どもたちのために素晴らしいことをします!と言いました。私はお金目当てで話をしたわけでもないし、手荷物以外の何かをもらって飛行機を降りるつもりも全くなかったんです」
その後、両親の家に向かう途中でお金を数えてみると、総額は530ドル(約6万円)もあり、普段あまり現金を持ち歩かないキンバーさんは目の前の大金に動揺しながらあらためて感謝した。
・「困っている誰かを助ける行動」につなげたい
彼女はインタビューで、このお金が生徒たちの学校生活を変えるだろうと語っている。
「資金が増えれば、私も子どもたちもより多くのことができます。以前はただ途方に暮れてましたが、今はこの信じがたい出来事に驚いて感動してます」
この出来事を綴った彼女のフェイスブックの投稿は4万以上ものいいねがつき、2万6千回もシェアされている。