第一次世界大戦時の銃弾から命を救った胸ポケットのコインの写真 (2/4ページ)
・戦争中に起きたコインの奇跡
その出来事は1914年にベルギーのレブベーケで起きた。
だがヴィンセントは、実は皮肉なことに曽祖父が狙われるきっかけとなったのもそのコインだったと語る。
その年の9月、ドイツ兵を偵察していたオプタティオスは、胸ポケットのコインの音で居場所がばれて撃たれてしまった。
が、その銃弾はなんと重なっていたコインに当たってそれた。おかげで彼は命を落とさなかったのだ。

image credit:Vincent Buyssens
狙われる原因とも思えるコインに救われるとはなかなか奇妙な話だが、偵察の際に音が出るものを持ったままだったオプタティオスの失敗をコインがフォローしたともいえそうだ。
受け取り方はいろいろあるが、本人は複雑な心境だったかもしれない。それでもコインが銃弾を防いだのは事実であり、結果死なずに済んだのは何よりだ。
・死体を装い敵から逃れ、手紙で家族に報告
「曽祖父はとても幸運でした。死をもたらしたはずの弾丸をコインが跳ね返してくれたおかげで生き延びたんですから」
コインの中には弾丸で縁が溶けたらしいものも

image credit:Vincent Buyssens
またその直後、撃ったドイツ兵が確認のためか、倒れたオプタティオスの頭を蹴った。しかし彼はとっさに死体のふりをしてごまかしたという。