ピンク・レディーとキャンディーズ、AKB48や乃木坂46の原点「スーパー歌姫伝説」 (1/5ページ)

日刊大衆

写真はイメージです
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 その後のアイドルに多大なる影響を与えた、「2大グループ」の秘話を一挙紹介!!

 AKB48や乃木坂46など、21世紀はグループアイドルが流行しているが、その原点と言えるのが、ピンク・レディーとキャンディーズ。似ているようで実は大きく異なる、この両グループ、デビューはキャンディーズのほうが3年も早い。ラン(伊藤蘭)、スー(田中好子)、ミキ(藤村美樹)は、もともと渡辺プロダクションが創設した「東京音楽学院」の生徒で、そこから、NHKの歌番組のマスコットガールとして選抜されたメンバーだ。なお、音楽学院の同期には『木綿のハンカチーフ』の太田裕美もおり、彼女がその一員に選ばれる可能性も少なからずあった。1973年(昭和48年)、レコードデビューしたキャンディーズだが、しばらくはパッとしなかった。

「あるとき、マネージャーが、ライブ会場で若いファンの多くがランに熱視線を送っていることに着目し、センターをスーからランに変更。彼女をお姉さんキャラで売り出していきます」(スポーツ紙記者)

 新路線の第1弾シングル『年下の男の子』は、少年たちの妄想を激しく掻き立てたのか、人気が急上昇。当時、ソニーでキャンディーズを手がけていた音楽プロデューサーの酒井正利氏は、こう振り返る。「世の中を分かりかけてきた山の手のお姉さん……そんな雰囲気を演出したんです。彼女たちは、色の三原色のように三者三様で、キャラクター面でも、音楽面でも、そのハーモニーを重視しました」

■ミーとケイは『スター誕生!』でフォーク調の曲を歌って

 酒井氏は「描いたのはピュアな世界で、下世話さをウリにしなかった」という。そんなキャンディーズが『春一番』をヒットさせた76年、ピンク・レディーがデビューした。

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