ソフトバンク王会長「巨人超え」常勝軍団誕生の手ごたえ (3/3ページ)

日刊大衆

3軍でじっくり鍛えられた後、13年に支配下選手登録されると、17年から正捕手の座を勝ち取っています」(前同)

 育成枠の選手は年俸270万円程度。甲斐の今季年俸は推定4000万円だから、約15倍にアップしていることになる。

 ちなみに、甲斐が入団した同年、ソフトバンクは他球団に先駆けて3軍制を導入。育成選手にも、多く実戦経験を積ませようという狙いからだった。

「16年には、2軍・3軍専用の『ベースボールパーク筑後』が設立されたんですが、これが本当にハンパない。球場2つに室内練習場、寮やクラブハウスもあり、最新鋭の練習機材までそろっている。とてもファームの施設とは思えません(笑)。これだけ金をかけるのは、育成を大事に考えている証でしょう」(同)

 現在、巨人も3軍制を敷いているが、まだ成果が出ているとは言えないようだ。「巨人で育成枠から1軍で活躍したのは、“育成の星”と呼ばれた山口(鉄也)と松本(哲也)くらい。一方、ソフトバンクは今年1軍で登板した投手だけでも、エースの千賀(滉大)を筆頭に、石川(柊太)、モイネロ、大竹(耕太郎)、二保(旭)と育成出身者が5人もいる。彼らだけで35勝していますから、スゴイですよ」(スポーツ紙デスク)

 球界の盟主・巨人をもしのぐ“常勝軍団”を作り上げたソフトバンク。さらに現在発売中の『週刊大衆』12月17日号では、王会長の尽力ぶり、そして孫オーナーとの“絆”を詳報している。

「ソフトバンク王会長「巨人超え」常勝軍団誕生の手ごたえ」のページです。デイリーニュースオンラインは、王貞治長嶋茂雄ソフトバンク巨人プロ野球スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る