大規模な遺伝子研究から、ADHDに関連する遺伝子変異型が初めて特定される(国際研究) (2/4ページ)

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・言語や学習機能、神経の伝達や機能に影響する遺伝子の変異

 変異型があるとADHDを発症するリスクがある遺伝子には、たとえば「FOXP2」という、人の言語発達との関連でよく研究が進んでいるものがある。
 
 また「DUSP6」は、ドーパミン作動性神経伝達という、ADHDを薬で治療するさいに一般に標的とされるプロセスの制御に関連するものだ。

 「SEMA6D」は、胎児が発達する期間に脳で発現するもので、神経を枝分かれさせるうえで重要な役割を果たしていると考えられている遺伝子だ。


・ADHDの主な症状

 世界的には、子供の5パーセント、成人の2.5パーセントに見られるADHDは、神経細胞の結合形成、神経伝達物質ドーパミンの調整、言語の発達、学習といったプロセスに関係している可能性が高い脳の疾患である。

 主な症状としては、不注意(すぐに気が散る、忍耐力の欠如、集中し続けられないなど)や、多動・衝動(じっとしていられない、絶え間なく話し続ける、人の話を遮る、危険なまでにせっかちなど)といったものがあり、社会生活で支障をきたすようになる。
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