ビートたけしの名言集「引退を思って『俺はいつまで働くんだ?』」 (1/2ページ)

アサ芸プラス

ビートたけしの名言集「引退を思って『俺はいつまで働くんだ?』」

「だけど、その辺の70過ぎのジジイよりは面白いだろ?」

 先日、毎週土曜日の生放送で、いつもどおりにスキあらばふざけ、ボケを放り込んだ殿は、放送を終えると、楽屋に戻る間に、自身のその日のボケを振り返り、冒頭の言葉を漏らしたのです。そんな殿の言葉に「はい、いますよね。何一つ面白いこと言わないジジイが」と、少し乱暴な言い回しで、反射的に返すと、殿は笑いながら、

「いるよな。ただまじめーに、何一つ面白いことを言わず、長いこと生きてるジジイが」

 と、食いぎみに答えたのです。当たり前ですが、このやり取りは、あくまでふざけているだけであり、まじめに生きてきた方々をバカにしてるわけでも何でもなく、“お笑いをひたすらこの年までやってきた自負”のようなものと、今日までくだらないことばかりやって食ってきた“自分自身に対するあきれ”的な思いが詰まった言葉なのです。当然ですが、別に面白いことを一つも言わずに人生を終えたとしても、別段、悪いわけでも何でもありません。で、そんなふざけたやり取りのあと、打ち合わせのため、遅い時間から場所を移動し“来週、何やるか?”的な話し合いをひととおりやり終え、雑談タイムに入ると、殿はかなり唐突に、

「だけど、あれだな。俺はいつまで働くんだ?」

 と、その場にいたディレクター、放送作家、そしてわたくしに問うよう、大きな独り言を漏らしたのです。さらに、

「だけど、どのタイミングで仕事減らすかわかんねーしな。まーでもな、体が元気なら無理して減らす必要もねーか。なかなか難しいとこだな」

 と、まるで他人事のように“ビートたけしのこれから”について分析し出したのです。そして、

「まーでも、もうそんなに長いことねーか。ほっといてもくたばるか!」

 と、やや自虐的なセリフを放り込むと、

「やっぱり、あれだな。芸人なんてのは、自分から辞めるなんて言わなくても、ちゃんと世間から飽きられて、仕事なんてなくなっていくんだよな。

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