せんば山のタヌキの正体は徳川家康!?童唄「あんたがたどこさ」にまつわる異説を紹介 (1/4ページ)

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せんば山のタヌキの正体は徳川家康!?童唄「あんたがたどこさ」にまつわる異説を紹介

あんたがたどこさ」という童唄(わらべうた)をご存じですか?

♪あんたがったどっこさっ 肥後(ひーご)さっ 肥後どっこさっ 熊本(くーまもっと)さっ……♪

元々は手毬唄ですが、筆者はこれをもっとアグレッシブにした遊びを、よく地元の子供たちとやったものでした。

みんなで手をつないで輪になって、唄いながら回り、唄の途中で「さ」が来るたびにしゃがんですぐ立ち上がり、今度は逆方向へ進み……を繰り返し、最後まで脱落しなかった者を褒め称える、というもの。

それはそうと、この唄には「肥後」とか「熊本」という地名が出て来るので、唄の舞台は肥後国(現:熊本県)だと思っていたのですが、どうやらそうではないのかも知れない、という「異説」があったので、考察かつ紹介したいと思います。

「あんたがた」はどこから来たの?

まず、「あんたがたどこさ」の歌詞をおさらいしてみましょう。

「あんたがたどこさ 肥後さ 肥後どこさ 熊本さ 熊本どこさ せんばさ せんば山には狸がおってさ それを猟師が鉄砲でうってさ 煮てさ 焼いてさ 食ってさ それを木の葉でちょっとかぶせ」
※Wikisourceより。

異説によれば、この唄は肥後や熊本について言及していながら、歌詞が関東方言であることを指摘。

そして唄に登場する「せんば山」という地名は、武蔵国川越藩(現:埼玉県川越市)にある仙波山(仙波古墳群一帯の別称)だと言うのです。

もしそうだと仮定するなら、この唄は何を意味し、どんな風景を描写しているのでしょうか。

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