カッパ(合羽)の語源になったカパとは? スペイン・マドリードの老舗カパ専門店「カサ・セセーニャ」 (3/5ページ)
まるで”魔法のマント”のような雰囲気!
100年以上前の時代に生きた人々がこの店のカパを着ていたと思うと、感慨深いです。
ちなみに、上写真の赤いカパは625ユーロ、青いカパは440ユーロとのこと。

今回はお店の二階にある工房で仕事をしていた裁断職人のカルメンさんに、布を裁つところを見せてもらいました。
カルメンさんはカサ・セセーニャで働き始めて8年目になりますが、その前もほかのお店でずっとこの仕事をしていたというベテランの女性。

1着のカパを仕上げるのに、上写真のサイズのフェルト生地が2枚必要だそうです。

メジャーの端を長辺の中央あたりに留め、コンパスのように半円を描いて印を付けます。

印に沿って大きな裁ちばさみで布を裁断していくのですが、その動きには一切迷いがありません。

「躊躇するときれいに切れないから、裁ち始めたら止まらないことが肝心よ。」とカルメンさん。
上写真の半円状の布を2枚つなぎ合わせて、1着のカパを仕立てるそうです。