坂上忍が斬る! スポーツ界のパワハラ、不祥事…「2018年ニッポン10大事件」〔前編〕 (4/5ページ)
坂上 だから、『バイキング』での流れで言ったら、スポーツ界が「暴力は排除」って言うんだったら、暴力は何があってもNGなんですよ。ただパワハラに関して言ったら、これはちゃんと吟味しないと怖いよねっていう論調ですかね。ただ、その……もう一方で、なかなかテレビでは言えないけど、思ってるのはスポーツ界は暴力はダメだって宣言したからダメなんだという言い方をするんだとしたら、芸能界は別に暴力がダメだって宣言してないんですよ。だから、同じ暴力と言っても、線引きってあるはずなんですよ。
――昔は教師の体罰も、当たり前でしたからね。
坂上 頼むから、芸能界は世間並みの常識を守りますなんて宣言しないでほしいですね。スタッフの人たちとか、本当に寝ずにやってるわけだから。そのうえ、政府からは「働き方改革」とか無茶苦茶なこといわれてるし。
■大谷翔平がメジャーリーグで二刀流!
――そんな中、スポーツ界で明るかったのが大谷翔平の大活躍ですね。
坂上 やっぱり、オープン戦でなかなか結果が出ないときに、足上げるのを止めて対応型になったのがよかったですね。僕は、そこまで打撃は期待してなかったのに、足上げないで、あんなホームラン打てるって、やっぱり規格外ですね。
――彼は、すり足で打ってますよね。
坂上 本当にビックリしました。BSなどで見ていましたよ。大谷を見てると、なんだろう……今までの人たちって、ま、野茂(英雄)が最初に揉めてまでメジャーに行ったのから始まり、松井(秀喜)だって巨人を抜けて行ったし。大谷は、そもそもメジャー志向だったわけだけど、やっぱ日ハムで正解だったよね。栗山(英樹)監督でラッキーだったし、何の問題もなくメジャーに送り出されたので、何か野茂や松井と違って悲壮感がない。ああなってくると、何か変わってくのかなって。
――松井などは、ファンにしてみれば、“裏切られた”という感もあったかもしれませんね。
坂上 うん。