高畑充希主演「メゾン・ド・ポリス」の好調理由は“おっさん”

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高畑充希主演「メゾン・ド・ポリス」の好調理由は“おっさん”

 高畑充希主演ドラマ「メゾン・ド・ポリス」(TBS系)が1月11日にスタートし、平均視聴率は12.7%と好調な出だしとなった。

 物語は、主人公の新米刑事・牧野ひより(高畑)が、ある事件の捜査のため、警察を退職した人達のシェアハウス「メゾン・ド・ポリス」を訪れる。そこには、元警視庁捜査一課の生え抜き刑事・夏目惣一郎(西島秀俊)、元警務課事務員の高平厚彦(小日向文世)、元熱血刑事で武道の達人・迫田保(角野卓三)、元科学捜査研究所勤務で博士の藤堂雅人(野口五郎)。そして、元警察庁のキャリアで現在も警察に大きな影響力がある伊達有嗣(近藤正臣)が住んでいた。元警察官の卓越した知恵と経験、人脈などの協力を得て、牧野は事件を解決して刑事として成長していく。高畑いわく「おじキュンドラマ」の言葉通り、高齢者が活躍する展開となっていくようだ。

 テレビ誌ライターは「近年、オジサマにフォーカスしたドラマが注目されている」と分析する。

「その火付け役となったのは、2014年に始まった『三匹のおっさん』シリーズ(テレビ東京系)。主演の北大路欣也を筆頭に、泉谷しげる、志賀廣太郎が町の安全を守るために活躍する痛快ドラマ。その後、16年に単発で放送され、18年に連ドラとなり田中圭と吉田鋼太郎の共演で話題になった『おっさんずラブ』へと続きます。若いタレントの色恋ドラマに飽き飽きした視聴者も少なくありません。ベテラン俳優と演技派の中堅俳優のコラボレーションが、面白い化学反応を起こし、見応えあるドラマになっているようです」

 美男美女の惚れた腫れたでなくとも、視聴者をクギづけにできるドラマはあるようだ。

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