地理的な理由だけではない?日本人はどうして昔から魚介類をたくさん食べるのか (1/3ページ)
昨日は久しぶりに家族で回転ずしに行ってきた筆者です。最近の回転ずしってすごいですね、もはや回転すらせず、タブレットで好きな寿司をオーダーすると、調理場から直接届けられてくるという便利さ。
「目の前で職人さんが握っている姿にみとれていたい」という方にとっては少しもの寂しいかもしれませんが、最近の回転寿司は、科学技術が発達した島国に住む、日本人ならではの食事の風景ともいえるかもしれません。
卯の花月 三代 歌川豊国
日本で海産物が好んで食べられたのは地理的な理由だけではないさて、日本は海に囲まれた島国であり、魚介類が豊富に採れたため、すしに限らず古来より多くの海産物が食べられてきました。このように日本で海産物が好んで食べられたのは、地理的な理由だけではありません。そこには日本の社会と文化の影響がありました。
例えば、奈良時代以降、明治に入るまで仏教の影響で一部の肉食が禁止され、さらに土地が肥沃で農耕に適していたため牧畜もそれほど発達しなかったという理由があります。
日本人が肉食をしなかった時代はない。