原辰徳、松井秀喜、清原和博…ジャイアンツ長嶋茂雄が愛した男たち (7/8ページ)
条件が合わずにご破算となりましたが、ミスターがご執心だったことは確かです」(前同)
最後は、金本(広島時代)との秘話を紹介しよう。「ある年、宮崎で広島と巨人がニアミスすることがあり、その際、ミスターが知人を通じて金本を旅館の風呂に誘ったんですよ。そこで、筋肉の状態を確認したかったからだとか。しかし、金本は来ず、あのミスターが、大浴場で待ちぼうけをくったとか(笑)」(同)
天才は天才を知る。長嶋氏が愛した面々もまた、いずれ劣らぬスターぞろいだった。
■江川卓、坂本勇人…まだまだいる!!「ミスターが愛した選手」
江川卓(投手・1979~87)作新学院のエースとして甲子園を沸かせた当時から長嶋氏はベタ惚れ。大学卒業後に野球浪人し、「空白の1日」騒動の末に巨人入りしたが、「浪人期間が才能を錆びつかせた」と、長嶋氏は残念がる。
落合博満(内野手・1979~1998)93年のオフ、日本人FA第1号として巨人入り。在籍3年間で長嶋巨人を2度のリーグ優勝に導く。長嶋に憧れて野球を始めた落合は「(清原との二択に)悩む監督の顔は見たくない」と自主的に退団。
清原和博(一塁手・1986~2008)長嶋氏は当初から桑田より清原を高く評価していたといわれ、桑田を選んだ巨人フロントには批判的だった。96年暮れに清原がFA宣言すると、長嶋氏は「僕の胸に飛び込んできなさい」と口説いた。