実は科した側にも損失が?「ロシア経済制裁」の本当の効果とは (3/3ページ)

新刊JP

また、経済制裁は制裁を科す側の経済活動を制限することとも表裏一体であるため、自国の損失も覚悟しなければいけない「諸刃の剣」だということも知っておくべきだろう。

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ここではロシアに科されている経済制裁について触れたが、この制裁はロシア経済のすべてに影響を及ぼすものではなく、あくまで限られた分野に対して課されている。日本企業が得意とする自動車や自動車部品、建設機械、工作機械、石油化学プラント、タイヤ、医療機器、都市開発、生活環境、再生可能エネルギー、生活資材、衣服といった分野には制裁は及んでいないため、前述のSDNリストに入っている個人や団体を把握していればロシアでのビジネスは可能になる。

欧米が発信するロシアの情報にはネガティブなものが多く、そうした情報から「ロシア=危険な国」という先入観を持ってしまう人は多いが、やみくもに恐れているだけでは貴重なビジネスチャンスを失うことになる。

ロシアの本当の姿についてつづられた本書は、この地でビジネスを成功させるための示唆を与えてくれるはずだ。
(新刊JP編集部)

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