「夢なんて、持ってなくても大丈夫!」 人気心理カウンセラーの、ちょっと変わったアドバイス (5/7ページ)

新刊JP

草原プラプラのほうが好きなのに「そんなんじゃダメだ」っていう劣等感をもって、無理やり山登りしようとしてしまう。「夢がない自分は欠けている」と思うから、何とか夢を持って埋めようとするわけです。

――やっぱりハードな山登りをしているほうが目立つから、憧れを抱いてしまうんですよね。SNSでも目に付くのは、やっぱり、そういう人たちの声が大半です。

心屋:そりゃそうだよね。ハードな山登りが好きな「めっちゃ族」はシェアしたい人たちなわけで、どんどんSNSでも発信するから。でも「ふーん族」にはそういう欲がないから、あまり発信しない。結果、ただでさえ小さな「ふーん族」の声は、どんどん「めっちゃ族」の大きな声にかき消されていくんです。

――だから、「ふーん族」はお互いを見つけられず、「めっちゃ族」の発信を見て「いいなあ」「キラキラしてるなあ」「リア充だなあ」「それに引き換え自分は……」って落ち込んでしまうんですね。

心屋:「めっちゃ族」は、とにかく「うおー!」って騒ぎたいんです。「うおー! これやりたい!」「うおー! うれしい!」って言いたい人たちだから、ただ言わせておけばいい(笑)。で、「ふーん族」の人たちは、生来のとおり「ふーん」って言っていればいいんです。それこそ草原のような、なだらかな気持ちで「ふーん、なんかこれ、いいね〜」「ふーん、なんかこれは、ちょっと嫌だなあ」って。

そうしていると、たまに心から「あ、これはめっちゃいい!」って思うものに出会ったりする。もしかしたら、それが夢の始まりかもしれないから、「あ!」っていうものに出会ったら、そっちに進んでみればいいんですね。それに実際、「ふーん族」って目立たないだけで、じつはすごいんですよ。

――あまりイメージが湧きませんが、そうなんですか?

心屋:「めっちゃ族」の発信を見ていると、やっぱり「うおー!」って言いながら生きている人のほうが人生を楽しんでいるように見えますよね。人に夢を語りまくって、周りの人を巻き込んで、いっぱい協力してもらえる人こそが成功する人なんだ――なんて思ってません?

――はい、思ってます。
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