投資の神様が徹底して投資するビジネスの正体とは? (3/4ページ)

新刊JP

じつは今回の本を書こうと思った動機は、これまでの「投資・M&Aによるストックビジネス多角化経営」の経験や知識を経営手法として体系化して書籍にまとめることで、日本の中小企業の経営力の向上に貢献したいと考えたからです。

――実際に本書を読ませていただきましたが、その可能性は十分ありそうですね。ところで話はかわりますが、最近はサブスクリプションモデルが注目されています。ストックビジネスとの違いはなんでしょうか?ご著書ではAmazonプライムの事例も紹介されていますが。

小泉:サブスクリプションの語源は英語のsubscription で、もとは新聞・雑誌などの「定期購読」の意味です。なぜ、サブスクリプションが注目されているのかというと、IT業界では「ソフトウェア販売型」から「クラウドサービス型」にビジネスモデルがどんどん移行していて、必然的にサービス利用に対して継続課金するサブスクリプション方式が注目されるようになりました。さらにクラウドサーバー技術やIoT、AIによるデータ解析などデジタルテクノロジーの進化によって常時ネットワーク接続型のビジネスが急速に拡大していく中で、IT業界だけではなく他の多くの業界でもITベースのサブスクリプションモデルへの移行が進んでいるからです。所有から利用へ移行するシェアリングビジネスの影響もあると思います。ちなみに、サブスクリプションモデルは英語でsubscription-based modelと書きます。
一方、ストックビジネスですが、これは日本では一般的にビジネス用語として使われていますが、もとは和製英語なんですね。だから外国でストックビジネスと言ってもあまり理解されないと思います。英語ではrecurring revenue modelが近い表現です。意味は「定期的・継続的な収益」です。ストックビジネスは売上継続型ビジネス、同じ畑から毎年安定収穫を得るような農耕型のビジネスです。

――それで両者はどのように違うのでしょうか?

小泉:英語で比較するとわかりやすいですが、subscription-based modelとは「定期課金型モデル」を意味しているのに対して、recurring revenue model は「継続的な収益モデル」を表現しています。

「投資の神様が徹底して投資するビジネスの正体とは?」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る