シロアリなの?気候なの?ナミブ砂漠に点在する謎の円形地帯「フェアリーサークル」の形成メカニズムの最新研究 (3/5ページ)

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・アフリカの乾燥した草原地帯にできる謎のサークル「妖精の輪(フェアリー・サークル)」の正体が判明 : カラパイア

 しかし、こうした結果に誰もが納得したわけではない。特に、フェアリーサークルに寿命があることは、シロアリ説では説明しにくい。

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image credit:Stephan Getzin

 同年、そんな1人であるケープタウン大学のマイケル・クラマー(Michael Cramer )は、資源の乏しいナミビアの乾燥地帯で植物が競争した結果として形成される、自己組織化空間パターンであるという説を発表した。いわゆる気候説を裏付けるものである

 クラマーがやったのは、先行研究のコンピューターモデルを基に、新しいコンピューターモデルを作ることだった。

 完成したモデルは、93パーセントの確率で輪の分布を予測できる非常に精度の高いものだったのだが、これによると、一番強い要因は雨だったのである。

 そして、2014年にオーストラリアでもフェアリーサークルが発見されると、これもまた「乏しい資源の獲得競争仮説」の証拠であると2016年の研究で主張した。
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