政治以上に難しい『韓国からの輸入品』との付き合い方 (2/2ページ)
「韓国の検査で“異常なし”と証明書が出ていたのに、日本で検査をしたら食品衛生法違反ですからね。衛生管理は現地の会社に委ねられており、こちらは信用するしかありません。一度問題を起こした食品会社からは輸入できなくなるので、新しい取引先を見つけなければなりませんから大変ですよ」
18年だけでも、大腸菌群や基準値超の細菌数が検出されたり、微生物が検出されるなどの食品衛生法違反事例がいくつも報告されている。寄生虫による食中毒事案も複数繰り返されている。これらの食品を“水際”で食い止められない日本の検査体制にも課題がある。
「日本の検疫所における輸入食品の検査率はわずか8.4%(16年度)ですから、国内に9割以上の食品が無検査で入っていることになります。16年度には約234万件にも及ぶ輸入食品の届出件数が提出されているのに、衛生監視員が400人弱しかいません。検査員を増員しない限り、十分な検査態勢とはいえないでしょう」(食品ライター)
どこもかしこも人手不足だが、口に入る物には早急な対策が必要だ。