認知バイアスの恐ろしさ。ブラックな職場では、いじめの被害者が加害者と思われている場合が多い(米研究) (2/2ページ)

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 また、いじめの被害者になったことで仕事の成績まで低く評価されてしまうことが明らかになった。

 さらに4つの研究のいずれも、いじめている本人は、上司から優れた業績を上げていると評価されていれば、その加害行為によっても社会の基準から逸脱しているとはみなされないことが示された。


・認知バイアスの恐ろしさ

 テイラー氏らは、こうした間違った評価が下されるのは、「ハロー効果」や「ホーン効果」などに似た認知バイアスのせいだと考えている。 

 ハロー効果とは、ある専門家は専門外のことについても詳しいと錯覚したり、容姿のいい人は中身もいいと思えたりするなど、長所によって短所が隠されてしまう効果のことだ。

 ホーン効果はその反対に、短所によって、長所がかき消されてしまう効果である。

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・管理職は認知バイアスに対処するための訓練を

 有能ではあっても態度が悪い人間が、いつまでたってもお咎めなしというのは、よくある話だ。

 他方、そうした人間から被害を受けてしまった犠牲者が、SNSなどでかえって非難されるという事態も往々にしてよくある話である。

 今回の研究では、これが現実であるという裏付けが得られてしまったわけだ。

 テイラー氏は、管理者になれば、こうしたバイアスに対処するための訓練を受けるべきだと話す。その第一歩は、こうしたバイアスが自分にもあると自覚することだという。

References:Good grief: Victimized employees don't get a break | EurekAlert! Science News/ written by hiroching / edited by parumo
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