AIロボットが生殖活動を行い子供を作り、進化する自然選択システムを研究する科学者たち (3/6ページ)

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・突然変異によって得られる多様性

アムステルダム自由大学のコンピューター科学者ガス・エイベンは、モジュールをつなぎ合わせた単純な2体のロボットを作り、両者のカラーリングの”ゲノム”を合体させるという実験を行なった。

 このとき、生物の突然変異をまねするために、ロボットのゲノム情報にノイズをくわえ、子供が両親の完全なコピーにはならないようにした。

 すると、完全に青と完全に緑の両親から、青と緑にくわえて白いモジュールを持つ子供ロボットが誕生した。

 こうした突然変異を組み込んだ新しい開発手法は、ロボットの設計にこれまで見られなかった創造性をもたらすものだ。

 「これによって豊富な多様性が得られる。それも普通なら探られないような設計を探求するパワーをともなって」と、先述した進化する足システムを開発したデビッド・ハワードは論じている。

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・自然選択でニッチへの適応度を高める

 その狙いは、特定の環境ニッチにロボットを適応させることだ。

 たとえば、ジャングルを自動で探検してくれるようなロボットを作りたいとする。この場合、ロボットのアルゴリズムは、生い茂る木々の中を効率よく移動できる方法や形態を制御できなければならない。
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