大泉洋の出身地は長寿! 日本全国「長生きできる町」ランキング (2/5ページ)

日刊大衆

生活習慣を変えるのがむずかしいんでしょう」(前同)

 岩手県の長寿1位である北上市は岩手県の「住みやすさランキング」で9年連続1位を記録しており、県内屈指の利便性の高い街として知られている。テレビ番組でも活躍中の秋津医院の秋津壽男院長は、老後のIターン先の一つとして岩手県を勧める。「実は、岩手県は心臓の病気による死亡者数が少ないというデータがあります。岩手医科大学附属病院を中心として、救急体制が田舎のほうまで整っているので、何かあれば、すぐに駆け込むことができるんです」

■餃子はスーパーフード!

 栃木県の長寿1位・宇都宮市と静岡県の長寿2位・浜松市には“餃子都市”という共通点がある。両市は餃子の年間消費量を争っているのだ。「餃子は“スーパーフード”です。肉のタンパク質と脂質、野菜のビタミンとミネラル、そこに皮の炭水化物もあり、バランスがよい食品。さらに、ニラとニンニクに含まれているアリシンには殺菌作用があり、豚肉に含まれるビタミンB1と、食べると疲労回復につながります」(栄養士)

 東京都の長寿1位の世田谷区と、ワースト1位の足立区は対照的だ。前出の秋津壽男院長が言う。「長寿と所得はリンクしていて、健康にお金をかけられる人が多い地域ほど長生きしている人が多いんです。健康によいものを食べようとするとお金がかかるし、安くすませようと思うとジャンクフードになってしまう。所得が高い人のほうが、人間ドックに行く回数も多くなりますしね」

 北陸地方の長寿1位都市に関しては、東洋経済新報社が全国の都市を対象に毎年公表している「住みよさランキング」が興味深い。2位に富山県の南砺市(長寿2位)、5位に石川県の野々市市(長寿1位)、7位に福井県の鯖江市(長寿1位)がランクインしているからだ。

「富山県の南砺市は住宅面積が全国1位ということもあって、都会からの移住者が増えています。自然豊かでありながら、金沢市へのアクセスも便利なので、Iターン希望者にとって理想的な土地なんです」(地元不動産関係者)

 平均寿命で全国トップに大化けしたのが、長野県だ。前出の矢野氏は、「真面目な県民性が平均寿命の高さに影響している」と分析し、こう続ける。

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