大泉洋の出身地は長寿! 日本全国「長生きできる町」ランキング (4/5ページ)
一方で、短命ワースト1の大阪市は「名古屋市同様に味つけの濃い料理が健康に悪影響を及ぼしていると思われます」(矢野氏)と振るわない。
“因幡の白ウサギ”の伝承でおなじみの島根県出雲市は、名産品のモロヘイヤが効いている。モロヘイヤは「不老長寿」の異名を持つほど栄養価が高い。
また、広島県の長寿トップである廿日市市は、県内の牡蠣の約16~17%が生産されている。「長寿」と「食」は切っても切れない関係のようだ。
香川県三木町の特産品は希少糖。希少糖は血糖値の上昇や脂肪の蓄積を抑制してくれる食品だが、まだ、県全体にまで浸透しているとは言い難い。「香川県は08年に糖尿病全国ワースト1位というデータが出たのですが、県を挙げて糖尿病対策に取り組んだことで改善されました。現在も県民の健康づくりの推進に積極的で、今後、長寿県になる可能性が高いと思います」(矢野氏)
秋津院長は、移住先として高知県を勧める。「高知県は温暖であり、日本で一番医者の人口密度が高く、病院の率も日本一です。それだけ医療レベルも高いといえます」
■沖縄は長寿県でなくなってしまった
熊本県の宇土市は有明海で取れる海苔が名産。海苔には認知機能や血管によい働きを促すEPAや葉酸が含まれている。
大分県大分市は、アサリの購入数量が全国2位、焼肉の消費金額が全国2位と、疲労回復に効果のある食品を多く摂取しているため、長寿。
最南端の沖縄県は、1995年には平均寿命で全国4位だったが、現在は36位と大きく順位を落としている。ではなぜ、沖縄は“長寿県”でなくなってしまったのか。「戦後、食生活がアメリカ化されたことが原因だと思われます。実際、肥満率が全国で1位なんです」(矢野氏)
さらに、米軍関連の病院が各地にあるため、救急体制は発達しているんです。本土から研修に行く医者もいるくらいです。ただ、“逆さ仏”と言われているように、高齢者は長生きして、若者が先に死んでしまう傾向があります。