高熱を出した子供の家に武装した警察が襲撃。子供を強引に連れ去っていく事態が発生。いったいなぜ?(アメリカ) (4/5ページ)

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・「このような事態になるとは」と州議会議員もコメント

 ケリー・タウンセンド州議会議員は、チャンドラー警察が捜査令状を発行する段階で法的な可決を下した人物だ。しかし、まさかこのような事態にはるとは予想もしておらず、戸惑いと非難を口にした。

子供の福祉を心配したクリニックの医師と、子供をただ守っているだけの親という立場を思うと、双方に対しての理解はできます。ですが、警察がこのような方法で一家に立ち入らねばならなかったのかというと、疑問です。

警察のやりかたは間違っています。彼らはそれを認め、実際に育児放棄や虐待が行われている可能性のある事例に焦点を当てるべきです。

 また、一家の弁護士ニコラス・ボカ氏も、次のように非難している。

たかが、風邪の熱でこの騒動ですよ。まったくもってバカバカしい。この一家は、普通にいい家族です。警察は、完全に州の財力を無駄にしているに他なりません。

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・現在、子供3人は親元へと戻されている

 現在、子供3人は親元へと戻されている

 その後、サラさんとブルックスさんが児童保護局に訪ねに行くも、ミーティングをキャンセルされ、子供の居場所が全くわからない状態だった。

 一部報道によると、病院の診察を受けた後、3人はソーシャルワーカーにより里親施設へと預けられていたようだ。

 しかし3月15日、児童福祉局はついに子供たち3人を親元へ返した。
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