高熱を出した子供の家に武装した警察が襲撃。子供を強引に連れ去っていく事態が発生。いったいなぜ?(アメリカ) (3/5ページ)
ノックしたと言うけれど、真夜中だったし、部屋の奥で病気の子供たちと眠っていたのだから、気付くはずもありませんよ。
病院の緊急外来へ連れて行くとなると、28万円ほどの費用がかかります。私たちは、具合が大丈夫そうな息子に、それだけのお金を払うほどの余裕はありません。
突然このような形で子供たちを奪われたサラさんも、涙ながらにこのように語った。
私たちは子供をとても愛し、大切にしています。もし、子供たちに助けが必要なら、迷わず求めます。
でも、クリニックからの帰り、息子の熱は38.8℃に下がっていました。様子を見ていたら大丈夫そうだったし、緊急事態ではないと判断して外来へは連れて行かなかったのです。
それなのに、警察やソーシャルワーカーらは、私たちをまるで犯罪者のように扱いました。
あんな対応をされた子供たちが、今後どんなトラウマを残すかと思うとやりきれません。
子供たちは3人とも予防接種を受けていませんが、それが理由で子供たちが連れ去られたとは思えないのです。子供たちがどこにいるのかわからないし、どうしているのか心配です。子供たちに会いたい。
事実、武装警官が一家を訪れた時には、男児の熱は37.7℃だった。
ソーシャルワーカーは、3人のうちの2人を病院へ連れて行き診察を受けさせたが、男児においては髄膜炎ではなく、上気道感染症、いわゆるただの風邪だったことがわかった。