高熱を出した子供の家に武装した警察が襲撃。子供を強引に連れ去っていく事態が発生。いったいなぜ?(アメリカ) (5/5ページ)
結局、ブルックスさんとサラさんは不起訴処分になったとのことだ。
なお、この件について児童保護局はメディアにコメントを一切していない。
チャンドラー警察は、「児童保護局が捜査令状を得たので、アシストしたまで。訪問したのはSWATではなく、普通の警官たちだ」と話しているという。
高熱を出した息子
虐待や育児放棄が疑われる家庭の場合、児童福祉局へ通報する義務があるにはあるのだが、今回は警察の動きが過剰すぎたようだ。
日本とはあまりにも事情が異なるためにびっくりな事件だが、アメリカ人もびっくりするぐらいだから、相当な異常事態だったのだろう。
あと医療費が高いから、おいそれと緊急病院に連れていけないっていうのもあるよな。
補足(2019/04/13):アメリカの反ワクチン運動について
アメリカでは現在、はしか(麻しん)が大流行しており社会問題となっている。2000年、はしかは根絶したと宣言されたはずだが、予防接種による副反応が過剰にメディアで取り上げられたことで、反ワクチン運動が巻き起こり、子供に予防接種を受けさせない親が急増したことが影響しているとみられている。
反ワクチン運動のきっかけとなったのは、1998年に発表された予防接種と自閉症を関連づける研究結果だ。その後、研究結果は誤りであったことが判明しているが、今なお、予防接種による健康被害を恐れる人々は多い。
ニューヨーク州では4月9日、はしかの感染の拡大に伴い公衆衛生の非常事態を宣言した。はしかの予防接種を義務付け、従わない場合は罰金を科すという。
References:healthimpactnews/ written by Scarlet / edited by parumo