「食べると死ぬカレー」と「体にいいカレー」の“健康効果”の秘密 (2/3ページ)
ただ、カレーを作る際、とろみを出すため小麦粉を使うと、カロリー過多になるので要注意です」(平地氏)
■専門家が薦める「健康カレー」
では以下、「薬膳カレー」の極意であるスパイスと組み合わせることで、より健康にいいというカレーの食材を、前出のご両人に選んでもらおう。まずは田沢氏から。
「代表的な食材はニンニク、ショウガ、それに肉なら鶏ですね。ニンニクは体を温め滋養強壮、殺菌・解毒作用もあり、便秘、風邪、冷え症にいい。ショウガも、ほぼ同様の効果があります。そして肉なら油が少ない鶏のムネ肉や、ささみがオススメです」
さらに田沢氏は、札幌発祥のカレー料理で「薬膳カレー」を元にしている「スープカレー」も薦める。
「ジャガイモ、ナス、ニンジン、レンコンといった野菜、キノコなどを入れて煮込み、最後にカレー用のスパイスを入れる。カレー味の野菜スープみたいなもので、コンソメを加えると、よりおいしいです」
野菜嫌いの人も、カレースパイスの味付けでおいしく食べられ、健康になれる。一方、平地氏が薦めるのは「トマトカレー」だ。
「トマトに含まれる『リコピン』は熱に強く、抗酸化作用が高く、生活習慣病の予防にもなります」
その他にレシチンが豊富な大豆を入れれば、アルツハイマー病の予防効果が期待できるし、ナトリウムを排出するカリウムが豊富なオクラを入れれば、高血圧に効果がある。納豆、ココナッツミルク(グリーンカレー)、アスパラなどを入れてもいい。香ばしいカレースパイスが、なんでもおいしくしてくれる。さらに、カロリーが気になる人に平地氏が薦めるのがカリフラワーだ。
「ご飯の代わりに細かく刻んだカリフラワーを使うといい。カリフラワーは低糖質で、味にも癖がない。 実際にメニューにしているカレーチェーン店もあるようです。おから、ご飯にコンニャクや寒天を混ぜるのもいいでしょう。