親が子どもに期待することは“虐待”? 『毒親』の定義を巡り物議「親が子どもを心配して何が悪いの」 (2/2ページ)

リアルライブ

毒親に悩まされている当事者と思われるユーザーが寄せたものと思われる投稿があった。

 また、「親が子どもを心配して何が悪いの? 武田アナのいうことは正しいと思う」「親の愛情も複雑なものだから、モンペとか毒親とか一言で決めつけないでほしい」「子どもがかわいいから過保護になるだけなのに毒親と言われると辛い」など親と思われるユーザーからの反応もあった。

 親としては「子どものために良かれと思って」という感情から、武田アナの涙に同調する声が多いようだ。しかし一方で、「武田アナみたいに無自覚な毒親がほとんどだよ。うちの親も“あなたのため”とか言って無理やり習い事させてたからな」「休みの日に友達と遊ぼうとすると『お母さんを優先して』を怒られるんだけど、これって毒親?」など、子ども側からの怒りや疑問の投稿も散見された。

 2012年、田房永子氏によるエッセイ漫画「母がしんどい」(KADOKAWA)が出版され、毒親である母親と子どもの日常が「リアルだ」と大きな反響を呼んだ。同作では、母親が小学生の子どもの夏休みの工作をほとんど1人で仕上げたり、子どもを無理やり塾に通わせ、愛読しているマンガを勝手に捨てたりなど、母親の過干渉ぶりがうかがえるエピソードが描かれている。暴力などの分かりやすい虐待だけでなく、子どもにていねいに接する「一見良い親」も毒親になってしまう可能性があることが世間に認知された例と言えるだろう。

 番組終盤では、毒親問題の解決のために「間違っても大丈夫。そこから修正する勇気を持つことが大事」と岡田氏が持論を展開した。近年世間をにぎわせる毒親問題だが、親本人が自分の言動を反省し、子どもと正面から向き合うことができれば、解決への糸口が見つかるのではないだろうか。

「親が子どもに期待することは“虐待”? 『毒親』の定義を巡り物議「親が子どもを心配して何が悪いの」」のページです。デイリーニュースオンラインは、社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る