ベスト盤『d-girls'19』の記念単独公演を満員の観客が詰めかけたTSUTAYA O-WESTで実施。次は8月13日、恵比寿リキッドルームでの単独公演だ! (2/7ページ)
勇壮でシンフォニックなサウンドが会場中を支配する。壮大な舞台劇を描くように始まったのが、『stream』。ミュージカルのクライマックスシーンを思い起こす感動と高揚を、杉本よしみと瀬戸千花が歌を繋ぎながら物語を綴れ織る。楽曲に触れている間中、僕らは5人の描きだすドラマに強く魅了されていた。壮大な世界観を、今度は、青空と彼方まで広がる海辺の景色へ塗り変えようか。杉本よしみと瀬戸千花の歌う『natural』が、触れた人たちの心を眩しい世界へ連れ出した。止め処なく沸きだすドキドキとした気持ち。ハートがときめきを吸い込み膨らむたびに、その心は大きなバルーンとなり、やがて空へと舞い上がっていった。『CHANGE THE WORLD』を通し、心の叫びを杉本よしみと瀬戸千花が熱唱。彼女たちがつねにテーマにしてきた、現状を変え、チャンスや夢をつかむ強い意志。胸の内に渦巻く彼女たちの叫び声を、クールでスペイシーな『CHANGE THE WORLD』が後押ししていた。
「輝く夢と希望を信じて走り続ける」、何時でも理想を掲げ駆け続ける彼女たちの心模様を投影するように、杉本よしみと瀬戸千花が『history』を歌いだす。胸弾むダンスポップチューンと未来をつかもうとする確かな意志が重なったとたん、楽曲が眩しい光となって心へ突き刺さった。その輝きの視線を受け止めるたび、5人と一緒に"その先"を見たくなる。未来を信じて笑顔で歌うその笑みを、リアルに変えたい気持ちになっていた。夢や希望を本気で信じて突き進めば、その人自身は輝きを放ちだす。それを、5人が舞台の上で示していた。
前半部最後の曲として披露したのが、ピアノ演奏に合わせ5人で合唱したバラードの『これまでのミチ、今、これからのミチ~540.8km~』。基本、ソロかデュオスタイルで歌うユニットのように、5人で声を合わせ歌うのは、とても珍しいスタイル。切々とした音色の上で、メンバー一人ひとりが歌をリレー。それぞれが今にも心壊れそうな歌声を響かせれば、サビでは5人が想いを一つに重ね合わせ美しいハーモニーを創り出していた。