アメリカで交通取り締まり役としてのポリスロボットが開発される。ドライバーと警官の間の暴力事件防止の為 (1/3ページ)

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アメリカで交通取り締まり役としてのポリスロボットが開発される。ドライバーと警官の間の暴力事件防止の為
アメリカで交通取り締まり役としてのポリスロボットが開発される。ドライバーと警官の間の暴力事件防止の為

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 車が行き交う路上での取り締まりにはいくつかの危険が伴うが、アメリカで深刻になっているのはその場で生じる暴力だ。

 現地では、取り締まりで警官と違反者の暴力が頻繁に起きている。年間数千件ともいわれる事件の中には、双方に重傷者や死者が出るケースも少なくない。

 そんな昨今、こうした事件を未然に防止するために開発された「ポリスロボット」が話題になっている。

 警官の手続きを代わりに行うこのロボットに、取り締まりの安全性向上が期待できるという。
GoBetween Robotics: A traffic stop robot to keep everyone safe

・警官とドライバーの間に発生する暴力を防ぐポリスロボット

 アメリカの非営利研究機関SRI Internationalが公開した「ポリスロボット」は警察によるドライバーの取り締まりで発生しがちな事件を防ぐために作られた。

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 開発に携わったのはSRIのロボット研究エンジニアのルーベン・ブリュワーだ。 彼はこのプロトタイプを自宅ガレージで作ったという。

 「人間同士でやりとりをする場合、お互いに感情的になり、そこから暴力事件に発展することもあります。ですがロボットなら常に淡々としています。エキサイトして誰かを傷つけたり、傷つけられたりすることもありません」

 このロボットはすべてを安全に保つために人の間を行き来するのだ。
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