拒絶反応のない移植用臓器へ向けて。3Dプリンターで作られた血管ネットワークで脈打つ臓器(米研究) (1/3ページ)

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拒絶反応のない移植用臓器へ向けて。3Dプリンターで作られた血管ネットワークで脈打つ臓器(米研究)
拒絶反応のない移植用臓器へ向けて。3Dプリンターで作られた血管ネットワークで脈打つ臓器(米研究)


 モノに宿った美しさを体感するには、自分でそれを真似して作ってみるのが一番だ。このことは、人体に収まっている臓器を生体印刷するさいにも当てはまるだろう。

 このたび、血管組織を印刷する画期的な技法へ向けて、重要な一歩が踏み出された。

Bioengineers clear major hurdle on path to 3D printing replacement organs

・広大かつ複雑な血管ネットワークを印刷

 血管は、血液・酸素・リンパ・その他の栄養素を人体の隅々にまで運ぶために欠かすことができない通路だ。

 それは広大かつ複雑なネットワークで、さらに肺・胆管・肝臓といった独立した臓器ともつながっている。

 特に肝臓の働きは多岐に渡っており、なんと500種という脳に次ぐさまざまな機能を担っている。その複雑さゆえに、現時点で肝臓の機能を補うことができる機械や治療法はない。

 米ワシントン大学のケリー・スティーブンズ氏らが目指すのは、いつかそれが可能な人工臓器を作り出すことだ。
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