見城徹がヤバい:ロマン優光連載135 (4/7ページ)

ブッチNEWS

そういうことをしていた相手には大作家と言われるような人もいるでしょうから。
 もし、そんなことやってないならやってないと言えばいいのに、そういう主張もしない。やってないなら花村さんに抗議するのが普通ですよね。なのに、なぜか花村さんに対しては媚びてるような感じの発言をするのです。
 そんなこんなを見ていると、自分より弱い立場の人間には高圧的に振舞い、強い立場の人には媚びへつらうことを普段からしている人なのかなと想像してしまいますよね。百田さんの『殉愛』に関することで水道橋博士が見城さんに苦言をていした時も、本題に触れることなく、ひたすら高圧的な態度で博士を侮辱していましたっけ。博士が『殉愛』と直接関係ない箕輪さんに無理矢理絡んでいった様子は良策であったとは思えず、そういう部分であげ足をとられても仕方ないとは思いますが、それにしたって見城さんの態度はいくらなんでもひどかったし、不誠実だったと思います。
『殉愛』に書かれていることに事実でないことが多く含まれ、裁判で負け続けているというのに公式に見解を示すことなく、知らん顔で売り続けてたり、『日本国紀』のWikipediaコピペ問題が指摘されても公式に謝罪することなく黙って改訂して版を重ねていたり、見城さんという人は本当にマズイことには本題に触れることなくダンマリで通そうとする人だという印象があります。そこを指摘する人が自分より弱い立場の人だと判断すると高圧的に振る舞って黙らそうとするわけですが。そう考えると、花村さんのツイートの内容に触れないのは、それが本当にマズイ事実なのかもしれない気がしてきちゃいますね。
 見城さんって元々は別に保守でも右寄りでもなんでもない人だったんですよね。最近になってそういうスタンスの発言が多いのは、安倍さんや安倍さんを支持しているような人たちにおもねっているからのように思えてなりません。それが、安倍さんのことが本当に大好きで尊敬してるからということでもないような気がします。作品をちゃんと読まないのに作家に媚びているのが事実だとするなら、それは自分が得するためにやっているんですよね。別に好きでないけど、売れる作家の本を出したら儲かるから、そのために気に入られようとしているわけでしょう。

「見城徹がヤバい:ロマン優光連載135」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る