時を止めていただと?まばたきをしている一瞬の間、脳が時間を止めることが判明(イスラエル研究) (1/5ページ)

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時を止めていただと?まばたきをしている一瞬の間、脳が時間を止めることが判明(イスラエル研究)
時を止めていただと?まばたきをしている一瞬の間、脳が時間を止めることが判明(イスラエル研究)

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 人間は起きている間、平均して1割の時間目をつぶっているという。そう、瞬き(まばたき)のせいだ。

 ぱちっと瞬きをするたびに、網膜は10ミリ秒から500ミリ秒(= 0.5秒)ほど視覚情報から遮断され、あたりは真っ暗闇になっているはずだ。

 それなのに、そんなこと普段はちっとも気がつかない。なぜなら、脳がこの暗黒の期間を抑制し、分断された視覚情報を矛盾がないようにつなぎ合わせているからだ。

 しかし、最新研究によれば、そのせいである重要な影響が出ているのだという

 ――時間経過の感覚が一時的に失くなってしまうのだ。
・視覚処理と時間感覚の関連性

 私たちが時間の経過を感じる仕組みは正確にはまだ理解されておらず、感覚処理が継続的に実行されていることの重要性については議論がある。

 だが今回の研究は、視覚処理には確かに影響力があることを裏付けている。

 「瞬きの間に時間が止まると明らかになったことで、実行中の視覚処理と時間感覚との関連性を示すことができました」とイスラエル、エルサレム・ヘブライ大学のアイェレット・ランダウ氏は話す。
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