1980年代にメタル音楽にはまっていた当時の若者は今どうなっているのか?立派な大人に成長していた(米研究) (1/5ページ)
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ポップカルチャーが既存の文化を侵食しているというレッテルが貼られていた1980年代当時、メタル音楽(ヘヴィメタル)も誹謗中傷にさらされていた。
法廷や議会での歯に衣を着せぬ証言のおかげで、当時は心配性の親ばかりか政治家までもが、メタルの流行を真剣に憂慮し、少年少女の倫理感を破壊し、心に暗い闇を植え付けていると、アイアン・メイデンやメタリカといったバンドに警告を出すほどだった。
サタンの陰謀と言われることもあったメタル音楽の流行から30年が過ぎた今、かつて激しくヘッドバンギングを行なっていたメタルキッズたちは今どうしているだろうか? 激しい重低音サウンドは、彼らの人生を絶望のスパイラルへと突き落としてしまったのだろうか?
そんなことはまったくない。
新しく発表された研究によれば、かつてのメタルファンたちは、別のジャンルを好んだ人たちや現在の大学生に比べて、「幸せな青春時代を過ごし、今ではきちんと世の中に適応している」のだそうだ。
・1980年代のメタルファンは今?
アメリカ・ハンボルト州立大学の心理学者ターシャ・ホー氏によれば、メタルは聴く人を「性・ドラッグ・ロック」を地でいく危険な生活に堕とすこともある一方で、同時にメタル魂は「ネガティブな結果を防ぐ保護的なファクター」でもあるという。
彼女が『Self and Identity』に掲載した研究では、377名の成人を対象に、若い頃の体験と現在の成功・幸福のレベルを詳細に質問して、その結果が分析されている。