香取慎吾が語る「アイドルの裏の素顔」 (1/4ページ)

マイナビウーマン

香取慎吾が語る「アイドルの裏の素顔」
香取慎吾が語る「アイドルの裏の素顔」

ある日突然、愛する人の命が誰かに奪われたとしたら。

2019年6月28日(金)公開の映画『凪待ち』は、私たちにそんな命題を提示する作品だ。

実際、私にはそんな経験ないし、この映画を観るまでこれほどに絶望的な瞬間を想像したこともなかった。自分とは関係のない話、そう思っていたはずなのに。

恋人を失い、自暴自棄になる主人公・郁男(香取慎吾)の孤独と暴力、再生にぐっと胸をつかまれて、スクリーンを直視できない自分がいた。残された郁男のことがきっと愛しくて仕方なかったであろう、殺された恋人・亜弓(西田尚美)のやさしさも痛かった。

どこまでも凶暴で温かい愛。それを演じた2人は、作品にどんな感情を込めたのだろうか。

■「やさしさが痛いこと」をはじめて知った

――毎日ふらふらして、ギャンブル三昧。だから、恋人の亜弓には「一緒になろう」とも切り出せない。郁男はそんな自分のことを「どうしようもないろくでなし」だと語っていますよね。香取さんは彼をどのように理解して、役に入っていったのでしょうか?

香取慎吾さん(以下、香取):演じながら感じていたのは「本当にダメな奴だなぁ」って。でも、役に入り込んだときはじめて思ったのは、郁男が周囲のやさしさを“痛い”と感じていることでした。

僕、ダメな人間にはすごくやさしく接してしまうほうなんだけど、その向き合い方って相手からしたら「こんなに痛いんだ、やさしさが辛いと感じることもあるんだ」っていうのを郁男の役を通じて知りましたね。

――「やさしさが痛い」という感覚は、作品を観てもすごく伝わってきました。郁男のダメさって、どこか人間臭くて、どんな人にも潜む一面じゃないかと思うんです。香取さんは、ご自身の中に彼と似た部分を感じることはありますか?

香取:もちろんありますよ。下を向いてしまう瞬間もいっぱいある。郁男のような汚い部分、ダメな部分って「慎吾ちゃんにはないんじゃないか」とまわりの方に言われることもありますけど……。実際はありますよね。

僕の半分以上は、郁男みたいな部分でできているんだと思います。

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