手話を知らなくても会話できる。手話を言葉に変換する手袋デバイスが開発される (2/3ページ)

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Roy Allela

・聴覚障碍のある人々の手助けに

 アレラの構想は、まずこの翻訳手袋を故郷のケニアの特別にこうしたニーズがある学校に設置し、そこからできるだけたくさんの聴覚障碍児童に広げていこうとしている。

 この手袋は、多くの最先端プロジェクトの中のひとつだが、特定の障碍や制限のある人たちを援助する支援技術機器の成長市場に貢献しようとしている。

 センサーをベースとした多くの機器は、状況の異なる人々の間のコミュニケートの架け橋になったり、能力ギャップを埋めるために作られ、市場に出回って一般的に利用可能になれば、2024年までに300億ドル以上の収益を生み出すと予想されている。

 現在、この手袋は開発の試作段階で、まだ一般には売り出されていないが、すでにかなり話題になっていて、2018年の米国機械学会(ASME)のHardware Trailblazer Award大賞、ロンドン王立アカデミー工学リーダーの準優勝を受賞している。
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