「人間不信な人」の特徴 (2/4ページ)
自分なりに努力して期待に応えようとした人ほど、期待に応えられなかったことに対して周囲に申し訳ないと思い、その心苦しさと自分への失望感から人を信じることに怖れを感じ、次第に人間不信になる人もいます。
■人間不信な人の特徴
人を信用できない人にはどのような共通点があるのでしょうか?
代表的な特徴を5つ挙げていきます。
◇(1)人付き合いが苦手でひとりでいたがる
人間不信になる理由はさまざまですが、人を信じられないとき、自分のことも信じられなくなりがちです。
そのため、周囲が自分に好意的に接してくれると感じられず、人付き合いやコミュニケーションに苦手意識を持ち、ひとりでいたがる人もいます。
◇(2)否定的な意見が多くなりがち
人間不信になってしまった場合、人をできるだけ遠ざけたいもの。
そのため、否定的な意見を多く伝えることで、周囲との距離を遠ざけます。
物事を否定的に捉えることで今の自分の安全を確保しているともいえますね。
◇(3)他人の評価・承認に戸惑いを覚えやすい
自分の内面に否定的な気持ちを抱えている人にとって、外側から肯定的な意見をもらうと、気持ちが落ち着かない状態になることがあります。
そのため、人からの評価や承認を「いやいや、ちがうでしょ」と素直に受け取れずにためらいを見せる人も多いです。
◇(4)人とのつながりがSNSなどに偏りがち
SNS自体はとても便利で有益なもの。
人間不信で他人の評価を気にするタイプの人ほど、対人関係をSNSに頼るケースも少なくありません。
SNSが日常の対人関係の希薄さから生じる不安を埋め合わせるものになっているのでしょう。
◇(5)感情表現が少なくなりがち
感情をきちんと表現すると、自分はどのような人なのかが周囲により伝わりやすくなります。
もっと自分を知ってもらえるわけですね。