毒蝮三太夫83歳×「エベレスト登頂」三浦雄一郎86歳“日本一元気なジジイ”対談 (4/4ページ)

日刊大衆

次は、“松葉杖で歩けるようになったらどんなにうれしいか”って。そうやって、小さな目標を積み重ねていくと前向きになれるんです。

蝮:三浦さんの場合は、その延長にエベレストやアコンカグアがあったわけだね。でももっと身近な目標でもいいわけですよね。

三:そうそう。なんだっていいんです。“治ったら温泉に行こう”とかね。

蝮:よく、高齢者の方に、“来年、オリンピックを一緒に見ようね”なんて励ますんです。あんまり遠い目標じゃないほうがいい。

三:僕もね、5年おきに目標を決めてやってるんです。5年周期というのは、ちょうどいいです。

蝮:その目標のために、三浦さんは片足2キロの重りが入った靴をはいて歩いてるんですよね。

三:ここにありますよ(近くにあった特製のダンベルシューズを持ってくる)。

蝮:(靴を持ち上げて)わ〜すごいなこりゃ。俺もね、三浦さんに負けないように、
今はスポーツクラブに行ってるんです(小さな紙を取り出す)。これ、いろいろ測定した数値なんですよ。

三:(紙を見て)え、筋肉量がすごいじゃないですか。56キロって僕と同じぐらい。

蝮:いつも水中ウォークをやっているんです。あれは怪我をしないし、全身運動だし、いいことだらけで。週に3回ぐらい、2年ぐらい続けたらずいぶん筋肉がついてきましたよ。

三:それはいいですね。

蝮:他にエアロバイクを30分くらい。それに、家で器具を使って腹筋を60回に、ナナメ腕立て伏せというのを100回かな。

三:この数値に、その成果が出てますよ。

蝮:ただ、筋肉ってのは重たいでしょ。だから目方が落ちないんですよ。もう少し、落とたいんだけど。

三:あんまり意味ないんじゃないですか。80歳すぎて痩せる必要はない。ある程度は体重があったほうが、骨が丈夫になるんですよ。

蝮:なるほど、負荷がかかるからか。三浦さんだって、ふっくらしてらっしゃるけど。それでいいんだ。

三:僕はこのあと、焼き肉を食べに行く予定です(笑)。

蝮:俺も昨日食べた(笑)

ーー人生100年時代を元気に生きる二人のインタビュー。この続きは現在発売中の『週刊大衆』8月5日号で。

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