スマホを使いすぎると、情報の意味を分析したり、理論的に考える能力が一時的に低下する(米研究) (1/3ページ)
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スマホはとにかく便利だ。通話やメッセージの送受信はもちろん音楽を聴くこともゲームをすることもできる。写真や動画撮影することもできるし、ニュースを見たり、映像を見たり、漫画を読んだり、SNSで繋がったりと、いつまででも見れいられる。だからこそ、その影響が懸念されているのだ。
『Applied Cognitive Psychology』に掲載された研究によると、スマホを使っていると情報の意味を分析したり、論理的に考えたりする力が低下してしまうそうだ。
だが幸いなことに、副作用は一時的なものであるらしい。
・長時間のスマホ利用で見られる問題解決能力とリテラシーの低下
アメリカ・サザン・ニューハンプシャー大学のピーター・フロスト氏らの研究チームは、3つの研究を行い、スマホが認知機能に与える影響を検証した。
いずれの研究でも、まず被験者である大学生のスマホに追跡アプリをインストールし、スマホの利用時間が計測された(ちなみに、その結果はじつに1日に5時間半と、起きている時間の3分の1にも達していた!)。
最初の研究では、大学生105名を対象に横断的調査を実施。ここから大学生のスマホ利用時間と、目先の欲求を我慢する力および社会的問題解決の能力低下とに関連性があることが判明した。
2つ目の研究では、50名の大学生を2グループに分け、1つのグループにはスマホを1日2時間以上使わないよう指示、もう片方のグループには5時間以上使うよう指示し、この条件で1週間過ごしてもらった。
それから思考能力のテストを受けてもらうと、後者のスマホを長時間使うグループでは、情報の意味を解釈し、分析する能力が低下していることがわかった。