原辰徳“鬼”の巨人軍再建プランに“後継者”松井秀喜の名 (2/3ページ)

日刊大衆

当然、さらなる補強も含め、チームの体制が大きく見直されることになる。そして、そこで原監督が大きなポイントとして挙げているのが、“松井秀喜”だというんです」(前同)

 なぜ原監督が、松井氏の名前を挙げているのか。カギとなるのは、今回の原第三次政権に、これまでの原政権とは違う点があるということだ。

「原監督は、就任時から“長くやるつもりはない”と語っていましたし、実際、契約も3年間。つまり“短期政権”なんです」(スポーツ紙デスク)

 原監督は今年で61歳。年齢のこともあり、3年をメドに巨人を立て直し、次の世代に道を譲るという考えなのだという。

「全権監督になったことも、当然“ポスト原”の人材育成までを視野に入れてのことでしょう」(前同)

 任期の間に、後継者を。そう考えれば、猶予はあと2年。大きな宿題を前に、残された時間はけっして長くない。そんな状況で、脚光を集めるのが“ヘッドコーチ”だ。今季の巨人コーチングスタッフの中で、このポストが空席のままなのだ。

「当初、原監督は前監督の高橋由伸をヘッドコーチに据えようとした。しかし、由伸はこれを固辞。結局、代わりの人物は置かず、そのままヘッド不在というスタッフ編成に踏み切っています」(スポーツ紙ベテラン記者)

■今のヘッドコーチが“次期監督候補”のポスト

 ヘッドコーチといえば、チームのナンバー2。これまでの原政権では、鹿取義隆氏や川相昌弘氏らが、この要職を務めていた。だが、現在の原監督は、補佐役としてのヘッドコーチは必要ないと考えているようだ。ある巨人関係者は、こう語る。

「現在のコーチ陣で、事実上のナンバー2といえば、吉村禎章打撃総合コーチ。彼をヘッドに格上げしてもよかったのに、そうしなかった。

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