原辰徳“鬼”の巨人軍再建プランに“後継者”松井秀喜の名 (3/3ページ)

日刊大衆

これには、大きな意味が二つ、隠されています」

 これはいったい、どういうことなのか。「まず一つめは、今のヘッドコーチが“次期監督候補”のポストだということです。最初に由伸を置こうとしたのも、自分の後任として、また由伸を監督に戻すため。まさしく、原監督に選ばれし者だけが座れる、“後継者”の椅子なんです」(巨人関係者)

 つまり、次に巨人のヘッドコーチを務める人物こそが、次期監督になるというわけだ。さらに続ける。

「もう一つは、ナンバー2である吉村コーチが“構想外”である時点で、今のコーチ陣の中に、後継者候補が一人もいないということです」(前同)

 ヘッドコーチから監督へ。かつては原監督自身も歩んだ、指導者への王道ルートだ。

「長嶋監督の下、コーチとして入閣した原さんはマンツーマンで、みっちりと帝王学を叩き込まれた。その経験は、のちの監督人生にとても大きかったようですね」(前出の番記者)

 そんな原監督が、着手した後継者選び。そこに浮上したのが“松井秀喜”の名前だった。

 7月29日発売の『週刊大衆』では続けて巨人を特集。原辰徳と、長嶋茂雄就任名誉監督が繰り広げる仁義なき闘いについて詳しく報じている。

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