原辰徳“鬼”の巨人軍再建プランに“後継者”松井秀喜の名 (1/3ページ)

日刊大衆

原辰徳“鬼”の巨人軍再建プランに“後継者”松井秀喜の名

 貯金17、2位とは9.5ゲーム差と、まさに「首位独走」態勢で後半戦に突入した巨人。今季から指揮を執る原辰徳監督(61)に、改めて注目が集まっている。

「吉川尚の故障離脱やエース・菅野の不振、期待外れの外国人など、多くのマイナス要素を抱えながら、この成績。“さすがは名将”としか言いようがない」(球界関係者)

 このように、低迷の続いていたチームをたった半年でリーグトップに押し上げた手腕に、称賛が多く寄せられているのだ。だが、当の本人には、まったく手綱を緩めるつもりはないようだ。

「原監督は、独走について聞かれるたび、“まだまだ残りゲームはたっぷりある。優勝できる保証はどこにもない”と口にする。第二次政権時の2006年、開幕当初に首位をひた走りながら、最後は約24ゲームも離されて4位に終わった経験が大きいようですね」(スポーツ紙記者)

 まさに、勝負への飽くなき執念といったところか。そんな原監督の厳しい姿勢は、采配にも色濃く表れているという。

「今季の原監督は、これまでの2回の政権時より、動きが激しいんです」こう語るのは、スポーツ紙の巨人担当記者だ。

「外国人だろうが、おかまいなしにファームに落としたのにはビックリしましたし、作戦面では丸、坂本の打席のときでも、盗塁やエンドランのサインを出すなど、特別扱いをしない。勝負にこだわっている印象ですね」(前同)

 原監督が慢心せず、“鬼”になる理由。それはもちろん巨人の再建、常勝軍団復活という至上命題があるからだ。

「確かに今季の優勝は大きな目標ですが、原監督の目指すところは、そこではない。今後、ずっと巨人が優勝争いを続けられるだけの基盤を作ろうとしているんです。早くも、来季に向けての動きは始まっているといいます」(球団関係者)

 今年、3度目の指揮を執るにあたり、原監督は球団から“全権監督”として迎えられている。選手はもちろん、スタッフの人事までもすべて司る立場となったのだ。

「原監督は、現在の戦力に満足していない。

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