未だそこに謎がある。ミステリー・サークルに関する真実を求めて (3/5ページ)
事実、サボタージュという単語はフランス語が語源で、文字通りの意味は"サボをカタカタいわせる"という意味。抗議の形として農民が作物を踏みつけたことをさしている
教会の魔女迫害も含め、こうした現実がきっかけで、おとぎ話や民間伝承の中にミステリーサークルが出てくるのを見かけるようになった。
・悪魔とミステリーサークル
このような話のひとつには、自分の畑からオート麦を収穫した貧しい労働者が、金持ちの地主に高い賃金を要求するという、べつの抗議話もある。
1678年のイギリスの木版画の冊子に「草刈デビル(The Mowing-Devil)」という話がある。地主が、農民に賃金を払うくらいなら、悪魔に仕事をやらせて金を払うほうがましだとして、高い賃金の支払いに反対した。
その夜、畑が不気味に光り、朝になると作物がすべて倒れていたという。作物はそれぞれ隣に重なるようにきれいに倒れていて、とても人間の仕業とは思えなかったというものだ。その挿絵には、名前のとおり鎌を使って円形に麦を刈っている悪魔の図であり、まるで現代のミステリーサークルを思わせる話だ。