森鷗外にとって「サードプレイス」だった小倉時代の墓所探訪 (6/6ページ)

心に残る家族葬



今現在、傍目には、「寄り道しないで、まっすぐ帰って来ればいいのに!」「見ず知らずの人のお墓なんて、怖い…」かもしれないが、人はどうなるかわからない。鷗外のように、時を経て、そうした「ふらふら歩き」で得た多くのことが、その人の人生を開花させることになる可能性は大いにあるのだから。

■参考文献

■森林太郎「我をして九州の富人たらしめば」『福岡日日新聞』1899年9月26日(5頁)
■小林安司「小倉の森鷗外遺跡」北九州市の文化財を守る会(編)『北九州市の文化財を守る会 会報』No. 2 1971年5月28日(4−5頁)北九州市の文化財を守る会(刊)
■桜田満(編)『現代日本文学アルバム 第1巻 森鷗外』1974/1979年 学習研究社 
■森鷗外『鷗外全集』 第35巻 1975年 岩波書店
■案浦照彦「軍都小倉」西日本新聞社福岡県百科事典刊行本部(編)『福岡県百科事典』上巻 1982年(649−650頁)西日本新聞社
■米津三郎「小倉(北九州)」西日本新聞社福岡県百科事典刊行本部(編)『福岡県百科事典』上巻 1982年(753−754頁)西日本新聞社
■野田卯太郎「森鷗外」西日本新聞社福岡県百科事典刊行本部(編)『福岡県百科事典』下巻 1982年(973頁)西日本新聞社
■案浦照彦「第12師団」西日本新聞社福岡県百科事典刊行本部(編)『福岡県百科事典』下巻 1982年(11頁)西日本新聞社
■小田切秀雄「森鷗外」日本歴史大事典編集委員会(編)『普及新版 日本歴史大事典』第9巻 1985年(281頁)河出書房新社
■海老田輝巳「森鷗外の小倉における生涯学習活動」ブストス・サナリオ(編)『九州共立大学・九州女子大学・九州女子短期大学生涯学習センター紀要』第4号 1999年(43−52頁)九州共立大学・九州女子大学・九州女子短期大学生涯学習センター
■山崎一穎(監修)『森鴎外―近代文学界の傑人 (別冊太陽 日本のこころ 193) 』2012年 平凡社
■「森鷗外生誕150周年記念シンポジウム 『森鷗外 小倉時代の業績 −左遷説・非左遷説を超えて−』」(2012年6月19日)出口隆『生誕百五十年記念 森鷗外小倉時代の業績』2012年(17−45頁) 北九州森鷗外記念会
■轟良子「小説家・森鷗外にとっての小倉 −小説執筆の有無とその理由の考察−」出口隆『生誕百五十年記念 森鷗外小倉時代の業績』2012年(143−156頁) 北九州森鷗外記念会
■レイ・オルデンバーグ 忠平美幸(訳)『サードプレイス コミュニティの核になる「とびきり居心地よい場所」』2013年 みすず書房
■森鷗外 穴井誠二(訳)三澤勝己(漢文指導)『現代語訳 小倉日記』2014年 穴井誠二(刊)
■片岡亜希子・石山恒貴「地域コミュニティにおけるサードプレイスの役割と効果」岡本義行・松本敦則(編)『地域イノベーション』第9号 2017年(73−86頁)法政大学地域研究センター
■文京区立森鷗外記念館(編)『少しも退屈と云(いう)ことを知らず 鷗外、小倉に暮らす』2019年 文京区立森鷗外記念館
■「ふるさと歴史シリーズ 北九州に強くなろう No.11 :『小倉日記』時代の森鷗外」1999年 
「小倉日記」時代の森鴎外 『西日本シティ銀行』
■「働き方改革の代償?フラリーマンが増えた理由とは」『Work × IT』2018年7月26日
■「森鷗外が住んだ町……鍛冶町」『鍛冶町・堺町を明るくする会』2018年6月14日 

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