悩める人への近づき方、正解はあるの? #大学1年生の転び方 (2/5ページ)
ただ、親友というわけじゃないから、思い切った踏み込み方はできないと。
この距離感。このもどかしさ。とてもお困りなのが伝わってきます。
わたしだったら「なに! あんたどしたの? そんな情けない声出して!」とか言っちゃうんですけど(ガサツなおばさん)、相談者さんはもう少しソフトな方法をご希望のようです。
たとえば、助け船を出すにしても、大型船でダイナミックにやってくるのと、小舟でスーッとやってくるのとでは違うじゃないですか。
わたしは大型船派で、相談者さんは小舟派だと思うんですが、わたしは30歳を過ぎたころから、誰に対しても、大型船で乗りつけることにしています。相手の性格などに合わせて調整していた時期もあるんですけど、スッパリやめました。
なぜかというと、よかれと思って小舟で優し〜〜〜く近づいていったら「小舟じゃ頼りない!大型船で来て欲しかった!」と泣かれる、みたいなことってあるんですよ。
相手のニーズを正確に読み取るのはすごく難しいので、事前の調整はほとんど意味がない。ならばとりあえず大型船で乗り付けて様子を見よう(必要に応じて小舟で出直そう)。そう決めました。
相談者さんの場合も、ご友人と同郷・同窓ではあるものの、親友ではないのですから、わからないことも多いですよね。だったらいっそのこと「あの子は赤の他人」ってことにしてしまって、相手の気持ちが読み切れないことを前提にして、小舟でも大型船でも、自分の好きなほうで救助に向かえばいいのだと思います。
どのみち、相手にとって何がベストな選択かはわからないのですから、そこはもう開き直って自分内ベストを選ぶしかない。

そんなわけなので「自然な支え方」にもこだわらなくていいと思うんですね。不自然な支え方だとしても、相手が嫌がるかはわからないので。
「めっちゃ不器用だな……でも優しいな……」って思うかもしれないじゃないですか。むしろあまりスマートだと「上手すぎる……何かの勧誘かな?」って思われちゃう可能性だってあるんですよ。