バチェラー3から考える「婚活で選ばれない女」の特徴 (3/4ページ)
その場での一瞬の印象づけにはなるものの、相手の気持ちを大きく動かすものにはなりません。そもそもバチェラーが好きであることを前提に来ている場なので、せっかく手に入れたアプローチの時間でそのアピールは不要ですし、告白は関係が築かれた後半にかわいげをアピールする手段のひとつとして使うのがベスト。
出会ったばかりの時期は、自分を知ってもらうことや、純粋にかわいい、好きかも、と思ってもらうことに徹するべきです。
そんな中、彼女は3話でバチェラーにエロマッサージをして強引に落としに行くという、さらなる一方的な北風っぷりを発揮。
明らかなお色気手法は、女性経験の少ない男性や、ひと晩の相手として選ばれるためには通用しますが、今までモテてきた男性には通用しませんし、ましてや永遠のパートナーを選ぶ場ではなおさらです。
アプローチを履きちがえて、自らの価値を落とす手法で自爆してしまいました。
◇好きな人の心を射止めたいなら「太陽」になるべし
一方で、同じ3話でも対照的だったのが、バツイチモデルの田尻さん。
北風のように一方的なコミュニケーションではなく、ただただかわいい女として振る舞うこと、あだ名をつけ合うなど距離を縮めることに徹し、太陽のように友永さんの心を開いていました。
最後は自分を好きになってもらうのが勝ち! であることをきちんと理解しているのはもちろん、男の落とし方を熟知しているように見えました。この後、バツイチ子持ちであるという告白がどう効いてくるのかが見ものです。
◇「婚活で選ばれる女」がやっていること
また、婚活的に素晴らしいテクニックを使っていたのがぶどう農家の岩間さん。
もちろん美人ではあるのですが、飛び抜けた個性があるわけではありません。しかし逆にすべてにおいてマイナスになる点がなく、品と清潔感があり柔らかい雰囲気の第一印象、さらに家族の話で家庭的な女性を間接的にアピール。
何においても出すぎずほどよい。