阪大によいトイレを!『大阪大学トイレ研究会』 (2/5ページ)
文化祭での活動の模様
トイレも展示
――『Let's BEnjoy』、いいネーミングですね(笑)。どんな内容だったのですか?
巌西さん 最初に作った「Vol.1」には、私が韓国に行ったときの現地のトイレレポートや、トイレにまつわる小説・エッセイなどを掲載しました。「Vol.2」には、事前に行っていたトイレに関するアンケート調査の結果を載せました。
――どのようなアンケート調査を行いましたか?
巌西さん 「自分たちの大学のトイレに満足しているのか」などを聞いたもので、大阪大学の他に、近畿大学など他大学の学生にも質問しました。
回答をまとめると、他の大学は大学のトイレに満足している人が多かったのですが、阪大生は満足度が低いという結果でした。
――なぜ阪大生は自分たちの大学のトイレに満足していないのでしょうか?
巌西さん 「和式トイレが多い」「汚い」ことが問題で、満足度が低くなってしまったようです。
――確かに和式トイレは不便という声はよく耳にします。
巌西さん 阪大はトイレの数は十分なのですが、他の大学と比べて和式トイレの数が多く、その点を不満に思う学生が多いのだと思います。
その後、アンケート結果を踏まえて「阪大トイレ会談」を開催し、トイレ環境の改善を目指して学生と教職員間でディスカッションを行いました。