人体の不思議。失っても生きていける7つの臓器 (3/5ページ)

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・4. 結腸

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image credit:Pixabay

 結腸とは大腸の一部で、上行結腸・横行結腸・下行結腸・S状結腸で構成される。主要な機能は水分を吸収し、大便をまとめること。

 がんをはじめとする病気のせいで、一部あるいは全部が摘出されることがある。最初のうちは柔らかい食べ物が望ましいが、ほとんどの人は無事に回復する。

 ただし、排便習慣には変化が生じるだろう。


・3. 胆のう

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Image by PALMIHELP/iStock

 肝臓の下、腹部の右上、肋骨のすぐ下にある。肝臓によって作られる胆汁を溜めている。胆汁は脂肪の消化を助けるためのものだが、必須というわけではない。

 腸が脂肪を検出すると胆のうを収縮させるホルモンが分泌され、胆汁が腸へと押し出される。

 しかし胆汁に含まれるコレステロールが多すぎると胆石ができて、胆汁が流れる菅がつまってしまう。こうなると場合によっては胆のうを摘出することになる。

 胆石ができてもほとんど症状の出ない人がいる一方、2015年には1人の人間から1万2000個もの胆石が摘出されるという世界記録が樹立されたこともある。
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