人体の不思議。失っても生きていける7つの臓器 (4/5ページ)
・2. 盲腸
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盲腸は大腸と小腸がつながるところにある芋虫のような器官だ。
以前は退化した器官だと考えられていたが、現在では腸内細菌が必要に応じて再生するための安全な隠れ家ではないかという説もある。
行き止まりになっているのでそこに腸の内容物が入り込むと出てこられず、炎症を引き起こすことがある。
これが虫垂炎というものでひどい場合には外科手術で摘出される。が、そうなっても生活には何らの違いも感じないだろう。
ちなみに盲腸の摘出手術を受けたからといって、それが絶対に2度とぶり返さないとは言い切れない。根元の部分が完全に切除されておらず、そこが再度炎症を起こすこともあるのだ。
・1. 腎臓
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大抵の人なら腎臓はふたつあるだろうがひとつだけでも大丈夫だし、両方なくても(透析をすれば)生きていくことはできる。
腎臓は血液をろ過して、水分と電解質や酸塩基のバランスを保つのが役割だ。
ちょうどふるいのように、タンパク質・細胞・栄養といった体に有用なものだけをとっておき、不要な老廃物はおしっことして体外に排出する。