心臓発作で倒れ、2匹の愛犬と引き離された男性。見知らぬ人々の尽力で再び愛犬を取り戻す(アメリカ) (1/4ページ)
image credit:WTHR-TV/Facebook
激しい心臓発作を起こして倒れた後、大切に育ててきた愛犬2匹と離れ離れになってしまった元海軍獣医男性は、回復中もずっと2匹のことを気にかけていた。
しかし、動物管理局に引き取られれていた犬たちは、自動的に養子縁組の手続きをされ、果てはどこかのペットショップへ行きついたようだ。
だがその約3か月後、見知らぬ人々の善意により、飼い主男性は愛犬との再会が叶い、自分のもとへ取り戻すことができた。
大好きな犬たちともう二度と会えないかもしれないと思っていただけに、再会の喜びは大きく、溢れる涙を抑えきれない男性の姿を見た周りの人たちもまた、感動に包まれ、涙した。
Veteran receives surprise getting dogs back!
・元海軍獣医の男性、激しい心臓発作を起こして倒れる
事の起こりは2015年9月25日。元米海軍獣医のジェイムズ・パックさん(当時58歳)は、ラブラドールとピットブルのミックス犬ベイリーとブレイズの2匹を連れて、新しい住処を探していた時に、突然激しい心臓発作に襲われた。
病院で目を覚ましたパックさんが一番に求めたのは、2匹の愛犬の姿だったが、どこにも見当たらなかった。
発作により喉と体の左側が一時的に麻痺していたパックさんは、十分に話をすることができない状態になっており、生き延びたのは奇跡と言われた。
しかし、発作が大きかったことで健康を回復するのに長い時間がかかった。