トヨタルーミー!アクアよりも最も売れているコンパクトカー! (7/7ページ)

イキなクルマで

それほど「軽ハイトワゴン」市場は、自動車業界ではホットなカテゴリーなのです。

だからこそ「軽ハイトワゴン」とサイズなどの極端な差がない「コンパクトトールワゴン」であるスズキ「ソリオ」にコンパクトカーユーザーのニーズが全て集中していたのです。

実はトヨタ車のユーザーも「コンパクトトールワゴン」市場に早くトヨタ車ブランドを投入して欲しいと思っていたのです。

そして2016年11月にルーミー4兄弟が同時投入されたことで、市場は堰を切ったように購入に動きます。

実際、翌2017年のコンパクトカーの年間販売台数は、トヨタアクアが131,615台でした。

それに対してルーミーは、78,675台、兄弟車のタンクが70,854台で合計149.529台も売れます。

トヨタのコンパクトカーの中では、ハイブリッドカーのアクアを凌ぐほどの売れ行きをルーミーの兄弟車2モデルで達成することに成功しました。

ルーミーのライバル車 真のライバルは軽ハイトワゴン車全体!

一般的には同じ「コンパクトトールワゴン」カテゴリーである、スズキソリオがルーミーのライバル車であると思われています。

ところが2016年11月トヨタからルーミーやタンクが発売されてからも、スズキソリオの月間販売台数は常に約4.100台と安定しており、全く販売台数に影響がなかったことがわかっています。

つまりこのことは同じ「コンパクトトールワゴン」カテゴリーであっても、ユーザーのニーズが、ルーミーやタンクとスズキソリオとは全く異なっていたことを物語っています。

おそらくはユーザーは「トヨタ」や「スズキ」というブランドに対して動いたと思われます。

このことはいい方を変えると、ルーミーとタンクを市場に投入したことで「コンパクトトールワゴン」市場が「ルーミーとタンクのボリューム分」新たに拡大したことを証明しています。

また軽自動車の「軽トールワゴン」市場も「ルーミーとタンクのボリューム分」が新たに拡大したことで刺激を受けさらに拡大していくものと思われます。

これらのことから、ルーミーと兄弟車であるトヨタ タンク、ダイハツ トール、スバルジャスティの4兄弟対「軽ハイトワゴン車全体」が真のライバル関係にあるといえるのではないでしょうか。

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